【測定】株式会社ミレニア

介護事業のセントケア·グループに属する株式会社ミレニアは2006年から認知機能スケール「あたまの健康チェック®」を提供しています。中年期からの認知機能状態の定期チェックを通じて、あたまの健康維持·増進や、疾病の予防·早期発見の意義を理解し、関心を持つきっかけとなることを通じ地域の認知症予防活動に貢献しています。

介護事業のセントケア・グループに属する株式会社ミレニアは、2006年から認知機能スケール「あたまの健康チェック®」を提供する、若年層やもの忘れの訴えのない方向け認知機能スケール提供団体としては民間最古参として広域な社会実装を進めています。
「あたまの健康チェック®」は従前の認知症判定のための検査ではありません。従来の認知機能検査は、医療機関において、認知症診断補助や認知症ステージ評価の用途で利用されるものでした(下図の緑色のステージ)。65歳未満の若年層が行うと「いつも満点になってしまう」「内容を憶えてしまう」「検査を行う人によって結果が異なる」など、十分にチェックが機能しない場合があり、認知機能の予防的なチェックには最適とはいえません。認知低下リスクを低減する目的においては、もの忘れの訴えのない中年期から自身の認知機能状態に関心を持ち、その変化を定期的にチェックすることが大切です。
「あたまの健康チェック®」 は、予防段階で活用するスケールです。テストに慣れてしまう、満点がとりやすく十分に機能しないといったジレンマを解消し、安定した高精度な認知機能チェック技術を実現。若年層(30歳~)から自身の認知機能の状態を独自指標MPI値(0-100)で客観的に定期チェックできます。

サービス概要

専門医などが用いる神経心理検査「ADAS-COG」の記憶検査を基に、高度な統計技術を用いた分析技術を実現。評価の正確性や信頼性を低下させることなく、短時間に高精度な認知機能チェックが行えます。これまで評価の難しかった若年層でも、学習効果で検査機能が低下することなく、定期に受けられる認知機能のチェック技術は国内で初めてのものです。
テストは対面または電話等のリモート環境を通じた応答式で、所要時間は10分。結果はすぐに数値化され、レポートも自動生成されるため簡便にチェックを実践できます。定期的に受検することで、認知機能を経時的に観察することができます。

テスト内容

1

10単語を復唱した後に即時再生
これを3回続けて行う

作業記憶
2

3つの動物から仲間はずれを見つける
トライアルを10問程度行う

決定能力
3

単語の復唱をせず、最初の10単語の遅延再生を行う

短期記憶
被検者の性別、年齢、学習年数、人種などの情報が加味され、独自のアルゴリズムと100万件を超える被検データベースを用い、被検者の回答やそのパターンをピアグループへ参照・分析。MPI値と呼ばれる0-100の尺度で客観定量表現する。

監修
松田博史氏(国立精神・神経医療研究センター 脳病態統合イメージングセンター/VSRAD開発総監督医)
島田裕之氏(国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター長)
伊賀瀬道也氏(愛媛大学医学系研究科抗加齢医学講座 教授/抗加齢予防医療センター長/日本脳ドック学会所属)
固定ページ:

1

2

協賛・賛同各社の取り組み

PAGE TOP