40代のためのチェック項目

認知症に至るまでに、軽いもの忘れが始まって、自分だけが気づいている「SCD/主観的認知機能低下」という段階があります。この段階で気づくことができれば、生活改善で発症や進行を抑えることも可能です。変化を見逃さないよう、定期的にチェックしてみましょう。

SCDチェックリスト

下記の項目について自身が20‐30代だった頃と比べて思い当たるようになったり、頻度が増えたりしたことはありますか。

1今、やろうとしていたことを忘れることがある
2同僚や友人など、身近な知り合いの名前を思い出せないことがある
3以前買ったことを忘れて、同じものを買ってしまうことがある
4表現したい言葉が、すぐに出てこないことがある
5相手に話を聞き返すことが多くなった
6先のことを予測したり、計画を立てるのが苦手になってきた
7うっかりミスをすることが多くなった
8買い物の時のおつりなど、簡単な計算が面倒になってきた
9別々の作業を同時進行で行うことが、うまくできなくなってきた
10新しい家電の操作などが覚えられなくなってきた
11ちょっとしたことで怒ったり、気分が落ち込むことが増えた
12趣味などにあまり関心がなくなってきた
監修:新井平伊(アルツクリニック東京院長、順天堂大学医学部名誉教授)

気になる項目が1つでもあった人は、下記の生活習慣について見直ししてみましょう。

睡眠

しっかりとれているか

運動

定期的に行っているか

肥満

太りすぎ、やせすぎではないか

お酒

多く飲みすぎていないか

たばこ

喫煙の習慣はないか

生活習慣病

糖尿病や高血圧などの疑いはないか

人付き合い

社会から孤立していないか

難聴

耳が聞こえにくくはないか

うつ

うつの傾向はないか

自分の状態を知る

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